Strawberry & Bluesky
No.15 崩壊の足音

夕飯を食べ終え、まだテンションが高いうちの両親に会長は質問責めにあっていたが、8時を回り、みんなが心配するからと、会長は帰っていった。






送っていくかというあたしの提案をキッパリ断って。










「フツー逆だろ。俺は一応男だし。大丈夫だよ」



「だって会長、へなへなしとるから襲われたら負けそうやし」



「こんなとこで襲ってくるヤツなんていないよ。んじゃね」






それはそうやと思うけど…。

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