【解離性同一性障害の恋人】
告白
切っ掛けは音楽の趣味が合うことに始まり、

それがお互いの物の考え方、価値観、

下らないながらも笑いのツボの合致なども…。




とにかく彼とは幾ら話をしても尽きる事がなかった。




打てば響く心地良さに、楽しくて仕方なくて、

歳が離れてたから、この子にとっての自分は面白いお姉さんの様な存在だなと、何処かで勝手に解釈してた。



古い付き合いでもないのにお互い何の気負いもなく話せて、

気持ちを直ぐに察して解り合える。



親友とも、家族とも違う…




互いの歪だった部分が合わさって、本来の一つの姿を取り戻していく




魂の片割れにやっとめぐり逢えた様な




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