息子は難産でした。



分娩時間は何と23時間。


おしるしが来たのも入れると丸一日以上、痛みと闘ってました。




陣痛は来てるのに、子宮口が中々開かず、本当に死ぬかと思いました。




喚いて泣き叫んで

そのせいで疲れて意識を失って


でもあまりの痛みに目が覚める。




その繰り返しで


痛いし苦しいし、いっそ殺してくれと思っていると




『…こんなの拷問だ』



と、涙目の旦那が呟きました。





力任せに握り締め、爪が食い込んでも離さないでいてくれる旦那の手に気付いたら


苦しんでいるのは私だけじゃないんだと



物心ついてからずっと



この人は苦しい時も辛い時も、どんな時もそばにいてくれる。




一人じゃない。






そう思ったら安心して、変に力んでいた体が楽になった気がしました。

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