インターン・シップ

これ以上ない名案が浮かんだ私は、居ても立ってもいられなくなって、社長を探しにスタジオを飛び出した!


さっき入ってきたばっかりの正面玄関を走り抜け、キョロキョロしながら社長を探した。


寒いぐらいエアコンの効いた部屋から急に夏の炎天下にでたもんだから、汗がドッとでてきたけど今はそれどころじゃない!!


スタジオの横の陰で、タバコを吸いながら携帯で話してる社長を見つけた瞬間、


「社長ー!!」

そう叫ぶ私に、社長は気づくと怪訝そうに耳から携帯を離して私を見てくれたから、急いで社長に駆け寄り


「私を雇って、大正解!」

って言ってあげた。
< 106 / 479 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop