プロローグ

ねぇ…あの時の約束、今でも覚えてる?
あの、飛行機雲の…

「姫乃!!大きくなったら僕のお嫁さんになってくれる?」

「うん!!」

「約束だよ。」

私は貴方に出会って初めて恋をした…
“初恋”
ずっと叶わない恋だと思ってた。
それでもいいと思ってた。貴方の側にいられれば、
貴方の隣で笑っていられれば、
それでもいいと思ってた。あの、雨の日までは…。

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