フレテ

大事件






「…ん…」






目をあけるとすがすがしい朝だった


机の上の時計を見ると


10時を少しすぎていた






「あ」






急いで隣にいるはずの柚をみる







…いない…か






リビングに行くとテーブルの上には


紙切れとサンドイッチがあった






「…ふ」






その紙切れを見て思わず笑ってしまう俺







『まだ寝ているみたいなんで失礼します


勝手に作っちゃってごめん   柚』





多分このサンドイッチは柚なりのお礼なんだと思う








< 108 / 176 >

この作品をシェア

pagetop