バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》

健太郎目線

何で美憂までいるんだよ。



俺が将一君に算数教えて貰ってるのに、何故か美憂まで算数のプリントを持って俺の部屋に来ている。




『美憂、俺が将一君に算数教えて貰うんだよ、何で美憂までいんの。』




「いいの、いいの、マー君私にも教えてくれるって言ったもん。」




『美憂はどうせ勉強しても、おバカだから分からないじゃん。』




「健太郎、美憂じゃなくて美憂お姉さまでじょ、何度言ったら分かるの。」




『美憂の事、お姉ちゃんだなんて思った事ないし。』



「むかつく健太郎目、あんたねぇいい加減にしなさい。」




美憂が俺の胸ぐらを掴んだ。




喧嘩したら俺は必ず負ける。




『まぁまぁ、二人とも落ち着いて、一緒に仲良く勉強しようよ。



喧嘩するほど仲が良いっていうよ。』




仲良くない。










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