love you

退院


「退院できますよ!アミちゃん。

もう十分元気です」

その言葉ゎどんなに嬉しかったことか。



あれから数週間した頃だった。

私ゎとっくに退院していたけれど、

会える日があればいつも亜海の所に通っていた。



「本当ですか!?

やったぁ・・・

アミ、やっとママたちと帰れるよ!」

アミを抱っこしながらやわらかい髪の毛をなでた。


アミゎどんどん大きくなって、

体重もだんだんとズッシリしてきていた。


お母さんに電話をかけ、

来てもらい、アミのお世話になっていた人たち一人一人にあいさつをしてまわった。

看護婦さんたちがお祝いをしてくれて、

アミもとても嬉しそうにニコニコ笑っていた。


家に帰ってくると、

お父さんも会社を途中で終えて帰って来てくれていた。

妹も家にいて、二人で出迎えてくれた。


「お帰り!まなみ。

いらっしゃい!アミちゃんッ」

お父さんがとても嬉しそうに手を差し出してきた。

アミをお父さんにわたすと、アミゎいきなり泣き出してしまった。

あわててお父さんゎアミを私に戻すと苦笑いをしていた。

「やっぱりおじいちゃんゎ嫌か」
「あはははっパパアミちゃんに嫌われてる-!!」

アミとあまり歳の変わらない妹の美咲がお父さんを馬鹿にする。

よかった・・・。

アミがきても、ウチゎウチだね

「さ-て!家族五人で初食事といくか!

今日ゎ俺が作ったんだぞ」

お父さんが自慢げに言う。


お父さんがご飯を作るなんてよっぽどアミがくるの楽しみだったんだね

皆がアミを受け入れてくれて本当に良かった。

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