アンバランスな恋心
チャラいあいつ。
ピリピリピリピリ!!鳴り響く、ケ-タイの着信音。
「誰だろ-?」鳴れないケ-タイに戸惑いながらも
やっとの事メ-ルBOXを開いて誰からなのかを
確認した。そこには「ひとみ」と書いてあった。

「ん?なんの用だろう.....」とメ-ルを開いてみると、

「やっほ-∩^ω^∩★今日ヵら高校生だねン(*o´∪`)o♪
キラッキラの青春をきずきあげよ-ねっ+。○'3`)b゜+゜☆」

「朝から元気がいいな-。ひとみは。」と少々あきれ気味に
つぶやいて、またしばらくボ-っとした。

ひとみは、いつも元気はつらつで少々無神経な所もあるけど
一緒にいたらとても楽しいヤツだ。
いつも、私が落ち込んでいるときも笑わさせてくれて
一緒にいて安心する。かけがえのない友達だ。

しばらく窓の外をボ-っと眺めていると、桜の花びらが
ヒラヒラと降っていた。そう、今の季節はもう
春。
「高校かあ-...」とつぶやきながら、時計に目をやると
8:50分。
「やばあああああああああっい!!!」
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