いじめられッ子には救済を。

「……ふーん。

なんかあったの??」

急に不機嫌声な凌チャンさん。


「あ、いや、え、あの、、さようなら!!!」



白井弟はダッシュで帰っていってしまった。



『…あーあ。
帰っちゃった。
凌チャンさんが怖いから。』


「べ、別に怖くないだろ…?」


『いんや、怖かったよ。』


「…だって、のんが頭撫でたりするから。」


『はいはい。
早く帰ろうねー。』


手を繋いで引っ張ってやると、顔が綻ぶのがわかる。



相変わらずヤキモチ妬きで、顔に似合わず可愛い彼氏です。



< 22 / 160 >

この作品をシェア

pagetop