いじめられッ子には救済を。

―――

『あれ??
裕斗サンってお仕事何してる人ですか?』



今は、帰りの車。

早々と免許を取った凌チャンさんが家まで送ってくれてる。


「親父ー?
センセーだよ。高校の。

言ってなかったッけ?」


『えぇッ!!
そうなの?!

聞いてない!!』


だから双子は頭良いのか…



『あれ?
美鈴サンと裕斗サンって結構歳離れてますよね??』



「なんかねー、おとんが新任のときに高校生のおかんに手ェだしたらしいよ。」


『えぇッ!!
裕斗サンやる~!!』


禁断ってやつ??


『まぁ、美鈴サン綺麗だもんねー。』



「あ、手ェだしたッつってもちゃんとしたお付き合いだったんだッておとんは言ってた。
実際俺らおかんが20歳のときの子供だしな。」



ほわァー…


裕斗サン意外とやるなー。



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