指輪

幸せの連続

「ありがとうございましたぁ」

修学旅行から1週間。


あたしは喫茶店でﾊﾞｲﾄしている。

ｽﾃｰｷ店のﾊﾞｲﾄはあたしの前に面接に来た人がいたらしくだめだった。

だけど帰りに見つけた可愛い喫茶店でﾊﾞｲﾄをさせてもらえることになった。


このﾊﾞｲﾄは5日目。

ﾊﾞｲﾄを頼まれた日の次の日から来ている。



「ご注文お願いしま～す!!」

「は～い。」

あたしは声のするﾃｰﾌﾞﾙへ行った。


「お待たせいたし･････八尋か･･･」

ため息を尽きながらあたしは八尋に接客する。

八尋にはﾊﾞｲﾄ初日にここでﾊﾞｲﾄをしているのがばれた。

というより八尋もここでﾊﾞｲﾄしていた。


「そう八尋。
　ﾐﾙｸﾃｨｰちょうだい!!」

「はいはい。
　かしこまりました～」

八尋はｼﾌﾄが入ってない日も来る。

閉店までいて一緒に帰る。

嬉しいんだけどね。


「ﾐﾙｸﾃｨｰ入りました。」

あたしはｷｯﾁﾝにいる上原さんに注文されたものを言いﾌﾛｱに戻った。


「鈴ちゃん大丈夫??」

「はい。大丈夫です!!」

今日のあたしはいつもより元気がないらしい。

みんなが心配して声をかけてくれる。
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