♪アルハンブラ宮殿の思いで
放送室での出会い
ジャッ、ジャッ、、、
ジャララーーーン、、、、

ウ~ム、、
今宵も僕のコンデ・エルマノス(ギター)は
乾いたすてきな音を響かせてくれます。

あぁ、、スペインだなぁ。。。




「パパ!うるさーーい」
「テレビ聞こえないからギターやめて!」

、、、、、、。


僕は3人の子供を持つお父さんです。
趣味でずっとフラメンコギターをやっています。





しかし、家の中で練習すると
かみさんや子供たちから、
ものすっごく嫌がられるんですよね、、、。

切ない、、、。



これは、僕が20歳の時に
このギターに関係したちょっとした冒険談ですが、よろしかったら僕とご一緒に

スペインへ旅立ちましょう!





僕が中1の時のことです。
中学に入学してすぐに放送委員会に入りました。。



小学生の時も放送委員でして、
続けて、中学でも放送委員になりたい訳があったんです。。。






僕は子供の頃、クラシック音楽にとっても興味がありました。。。。


親父もかなりの音楽好きだったようで、
家にはたいそうなステレオレコードプレイヤーや、

当時としては珍しかった
カラオケの機械までありました。

が、、、

しかし、ジャンルとしては演歌一筋、、、

我が家の家業は魚屋でして、
魚屋の親父が演歌好きというのは、
それはそれで非常にマッチしてはいたんですが、

残念ながら僕が家でクラシック音楽に親しめるチャンスは
ほとんどありませんでした。

いつだったか「ピアノを習いたい」と、せがんだら
三味線を習わされました(理不尽な、、)。

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