雨色恋歌
プロローグ
どうして私は、

君を好きになっってしまったんだろう・・・


純粋で、無垢な心とはかけ離れた、

偽りの心だったのに。


私は君に沢山の嘘をつきました。

「好き」という、ささやかな言葉さえ、真実ではなかったのに。


受け止めて、好きになってくれて、幸せをくれて。

私はとても幸せでした。



たったひとつの嘘から始まった、偽りの恋。


1度も、貴方に真実を伝えぬまま・・・―――
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