【完】好きです片桐くん!!
新入部員だよ片桐くん!!










あの合宿から、日にちはだいぶたった。

特に片桐くんとは何もなく、私はいつものように片桐くんにスキンシップをとろうと…


「片桐くん、大好きー!!」

「邪魔」


まあ、いつものように簡単にかわされているのだが…。

だが今日、剣道場に行く途中で…いつもとは違う出来事が起こった。


「あの、橘先輩!!僕、橘先輩のことが好きですっ!!」


剣道場に行く途中の人通りが少ない廊下で、いきなりそんなことを叫ばれた。

橘?橘…


「………私?」

「は、はい!!」



< 233 / 322 >

この作品をシェア

pagetop