闇の花~2人の殺し屋~


目を閉じて精神を集中させる。




…5…4…3…2…1…




「‥任務開始」


私は扉を開けて暗証システムに向かった。













時間になった。


ヒースに連絡を入れてみたが相変わらず口数は少なかったなぁ。


でも慣れているのか本当に緊張していなかった。


本当に恐ろしい奴(笑)




俺はまず幹部がいる部屋に向かった。

そっと静かにドアをあける。



目の前には幹部らしき男が1人いた。


俺は足音をたてずに幹部の側に行き、首に刀をあてた。





「なっ、なんだ?!」




男は今、気づいたみたいで慌てている。





「お前らのボスの暗証番号を教えろ」



「お前…殺し屋か?それともマフィアか?」




そんな質問に答えている時間はない。



俺は刀を少し引いた。


すると男の首には赤いものが流れた。

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