瑠璃色Berryz

伝説の海銭形海

なんか海についた。山を降りて2分で砂浜に!不思議の国スゴいんだけど。軽く超次元。ってゆーか、日焼止めないと正直大変。けど日焼止めないし、ここは魔女らしく魔法でなんとかしなきゃね。ほに?ちゆり?・・・ホニャー!私以外のみんなが日焼気にせず海で遊んでる!8月上旬だしね。
「ほれほれチルチルぅ、そんなとこいないで海水浴楽しんじゃおうリーヨ。」
さっサンドリヨンちゃん!?海とか平気なの?
「サンドリヨンちゃん、ヴァンパイアなのに海水とか平気なの?」
ひうっサンドリヨンちゃんがバカにしてる眼で私を見てる(泣)へんなこと言ったかな?
「・・・リアリィ(マジかよ)?チルチルもう忘れたん?私達上級種のヴァンパイアは真祖同様に日光や水が平気なのさ。」
そうだった。忘れてた。ヴァンパイアの上級種はそんなんだよね。ほに?グレーテルちゃんの姿がない。
「ねぇ、グレーテルちゃんどこ?」
「あそこですわよ。」
プリシ・・・じゃなくてヤマネッラちゃんが指差す方、そこにはキャッキャッとヘンゼルさんと浜辺を駆抜けるグレーテルちゃんだった。
「あぁしてると恋人さんみたいですぅ。」
確かに。兄妹なのに恋人みたいに見える。超絶シスコンと超絶ブラコンの兄妹だからかな。
「兄妹じゃなかったらOKなんですが。兄妹同士でのラブのフラグは禁断の極みなんです。」
カナ!サラッとすごいことを。
「いぇっす!アスミス!!呼んだ?」
そっちのサラじゃないから。てゆーかいぇっす!アスミス!!って自分が阿澄佳奈な声なの強調してるでしょ。てゆーかちゆりのこれはアリかな?
「ちゆり。今の恵里菜ちゆりネコだよね?ネコが海水浴ってアリなん?」
「チェシャちゆはネコであってネコじゃないチェシャ。だから海水浴も大丈夫チェシャ。」
そ、そーなんだ(汗)
「それよりチルミス海で遊ぼうよ。ホレホレ。」
きょっ杏香ちゃんチルミスって。てゆーか水着ないし。って水着!?
「ねぇみんな、水着どこで・・・?」
「この中ですわっ。」
ズン
プリシ・・・じゃなくてヤマネッラちゃんが出したのはトランク。
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