「ごきげんよう、かれんちゃん。」

「あ、瑠璃ちゃんごきげんよう。」

「見ましたよ。新名さんに送ってもらってるのね。」


「そうなの……海斗さんが心配だから送るって。」


「まぁ……かれんちゃん愛されてるのね。」





瑠璃ちゃんにそう言われ、夜の事を思い出してしまう。





逃がさないように、顔の横に手を着いて私の名前を呼ぶ海斗さん。




どんな人よりもかっこよくて、優しくて視線が合うと私は見惚れてしまう。





手を繋がれても、キスをされても私のドキドキは治まらなくて、呼吸するのさえ難しくて苦しくて目が潤んでしまう。





いっぱい触れられて、いっぱいキスされて体が熱くて痺れておかしくなってしまう。





海斗さんは車で会社に行くようになり、朝だけは送ってくれる。





信号待ちの時のキスは誰かに見られてそうで恥ずかしいのに、嫌だと拒めない。





最近は、海斗さんの事で頭と胸がいっぱいで授業なんか耳に入らず集中出来ない。





今日も、やっぱりポケーとしていてチャイムが鳴ったのに気付かず、瑠璃ちゃんが心配そうに声をかけてくれた。




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