狂愛ラバーズ
LOVE.10 -プロポーズ-
滑らかな髪、桜色の唇、白い肌はスベスベしていて病み付きになる。





朝起きると、腕の中にいる俺の可愛い可愛いかれんちゃん。





「…………んっ……。」





そっと額にキスしたつもりだったのに、起こしてしまった。





目を擦り、ゆっくりと開くがまだボンヤリしていて俺の顔をポーっと見ている。





「おはよう。起こしちゃってごめんね。」





ふにゃっと笑ったかれんちゃんは、首に手を伸ばし抱きついてくる。





朝からこんなに密着したら非常に危険だとわかっていない。





「おはようございます、海斗さん。」


「おはよう。」





全裸で密着してくるもんだから、いよいよ俺自身も限界と感じた時だった。





「海斗さん、結婚しよう?」





かれんちゃんには、本当驚かされる。





迫ってくるは、襲う宣言されるは、なんだ今度は………いきなり結婚宣言するなんて。





かれんちゃんが天然じゃなかったら詐欺だよ……。





「結婚してないのに、初夜を向かえたなんて………。早く結婚しなくちゃならないんだよね。」




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