いじめ【嫉妬】
「みーちゃん! 」

水を取りに行こうとしていたみーちゃん

が、こっちを向いた。

「…」

しかし、またみーちゃんはあたしから

視線を変えて、また、取りに行こうと

歩き出そうとしていた

「待って!! 」

みーちゃんの肩をグッと持ってきて、

無理やりこっちを向かせた。

「…やめてよっ」

えっ…

みーちゃんはあたしの手を振り払った。

「…もう、いいからっ」

そう言ってみーちゃんは走り去って

行った。

もう、いいわけ、ないよ…

また、みーちゃんを追いかけた。

「待ってよ、待ってよ、誤解なんだってば! 」

みーちゃんの手を取って、ギュッと持った。

「うるさい、離して! 離してよ!! 」

みーちゃんはなんとか手を振り払おうと

する。
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