いじめ【嫉妬】
…それにしても、暇だ。

まだ起床時間までは時間がある。

ボーッとしてると、ケータイが目に入った。

なんとなく、開いた。

”未読メール2件”

「ガタッ」

パチンッ

何の音?と、あたりを見回す。

なぜか、驚きのあまり、ケータイを閉じた。

薄暗い中、音がすると怖い。

こうみえて、あたしって結構ビビりや。

カーテンから、少しだけ見える辺りをゆっくり

と見ていく。

あ、あれかな?

水の入ったペットボトルが落ちている。

きっと、あのおばさんが寝がえりを

うって、ペットボトルが落ちてしまったのだろう。

なあんだ。

再びケータイを開いた。
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