REAL HOPE Ⅰ
終わってないⅡ
「お前くつは?」
「え?靴」
眉間にシワを寄せるレツに、もうすっかり靴の存在を忘れていた私
「履いてくるのわすれた、」
まぁ実際履いてくるの忘れたというより、履くヒマなんてなかった。
レツは痛々しい私の足を見ると、チッと舌打ちをして私をお姫様だっこした。
「え…ちょっと!!!」
さすがにこれは恥ずかしいんですけど!!
めっちゃ恥ずかしいんですけど!!!
そんなのお構い無しに公園を出るレツ