年下の君に愛されて、、、【長編】
俺の大好きな奴 side悟




優衣花に自分の気持ちを伝えてから
もう何日か経った。

姿を見ないように避けてから何日も…。




あの日、俺は手当てして貰う為に
わざと喧嘩した。



いや、最初はほんとに喧嘩だった。

でも


手当てしてもらい始めてから
俺はまた会いたくて喧嘩した。

今は嫌でも喧嘩をふっかけてくる奴らばっかりで、ほとんど毎日。


ありがたいぐらいに俺は優衣花に会えていた。


でも、優衣花が言った一言に
会えるだけで良かったと思っていた
この気持ちがそれ以上になったんだ。



ふくらんで破裂してしまった。




“弟みたいだからね”


何回も言われたことのあるこの言葉。
我慢できていたこの言葉に。



< 41 / 230 >

この作品をシェア

pagetop