年下の君に愛されて、、、【長編】
THE'旅行計画 side優衣花




『おはよー』


前を歩く後ろ姿に視線が行き、私はそう声をかけた。



『あっ優衣!おはよー』


振り返った亜優花は私を見るなり笑顔で答える。

マフラーをしっかりと巻き、前から吹く風から
なるべく当たらないように守る。



『正月近いのに、なんで私達の学校は出校日なのかなー…。』


はぁー…。
とため息をつく私に


『だねー。それに少しだけの為にだから余計嫌だね。』


そう答えた。



朝から文句ばっか?


でも言いたくなるでしょ?


冬休みなのに出校日とかあるんだもん。
それにお正月間近。


最近クリスマスが終わったばっかだよ。







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