いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]

運命の席替え

久世玲人もフツーに喋ることができるんだ…。

先ほどの穏やかな表情を思い出しながら、教室に戻った。


不思議だ…。この短期間のうちに、久世玲人と会話できるようになるとは…。


ぼーっとそんなことを考えていると、担任の先生が次の授業のため入ってきた。



「よーし……席替えでもするかっ!」


授業を始めるかと思いきや、開口一番のその言葉に、クラス中が「やったぁ~!!」と騒ぎ出す。


新しいクラスになって約二ヶ月。そろそろ飽き始めた頃だ。


ガヤガヤと教室が盛り上がるなか、先生は手際よくクジを作り、席替えはスタートされた。


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