眠れない君へ、提灯を贈る。
僕の妹、怖い夢、明けない夜
夜の0時過ぎ、ドアを叩く音がした。


「にーちゃ、にーちゃ」


小さな、泣き声。


僕は瞼を擦りながらベットから抜け出した。



ドアを開ければ、泣きじゃくった妹。
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