白いサバ
ついに試練がやってくる?

「なんだこりゃ。」

「う、、うわぁ。」

「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「ぎょっ」『←魚?』

てな訳で大声を出しているうち、

佐波君の泳いでいるあ辺りでは有名となった。

「佐波君頑張ってぇ!」

黄色い声援が聞こえる。

しかし、ナルシストの佐波君であってもはじめての海。

臆病な佐波君は返事を返す余裕もなくただ、

サンゴで一服しているクマノミに

「そこの君、食われてる?大丈夫?」

と心配。

カニには、

「前向きに歩いたほうが楽じゃない?」

などアドバイス。

ウミガメには、

「竜宮城に連れてって。」

などおねだりもして、騒いでいた。


< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop