赤い愉楽
一体何が決まったのかは
分からないが



とにかく僕は胸騒ぎが治まらなかった。





<ワタヌキ>




この言葉になぜか不吉な予感を感じた
僕はエミを見つめるが



エミはさっきと変わらず
屈託ない笑顔を僕に向けるだけだった。


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