恋がしたくて…
スタバにて
ライブ後。

すぐにうちには 帰らなかった。

いつもなら 子供が気になり、速攻で 帰る私だったけど。
今日は 帰らない。

私はスタバに 入ると、注文したコーヒーに 手もつけずに、携帯を出した。

打つ 打つ 打つ 打つ。

アレレ、止まらない…。

佐々木さんに ちょっと ライブの感想を送るつもりだっただけなのに。

メールを打っているうちに、ライブの興奮が 蘇ってきちゃったよぅ!

止まらない。
止まらない。

ふと 一息ついた時には、コーヒーは すっかり 冷めていた。

このメール…。

ちょっと 長くない?

って、それより。
ちょっと 熱すぎない?

打ち終えたメールを 読み直して、少し 不安になる。

でも なぜか その瞬間。

ペイジェントのブルーが、頭をよぎり、

対照的だった 夕焼け色の空を思い出した。

このメール。
送らなきゃ!

ちゃんと 伝えなきゃ!

そう。
私は色々な事を感じて生きているんだ。
< 13 / 150 >

この作品をシェア

pagetop