生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。
体育祭が始まっちゃいました。



大嫌いなヤツの目の前で泣いたり、大好きな人の態度に傷付いたり。


たくさんの経験をした役員研修会から、一ヶ月が経った、六月上旬。


あたしは胸ポケットに着いているあるピンバッチを、友良に触られまくっていた。




「いーないーな、このピンバッチ!」



「友良、そんなに触らなくたって…」



「あたしも欲しいー!来年度の生徒会役員選挙、立候補しようかなぁ…」




友良の触っているピンバッチは、来学生徒会の者で無いと付ける事が出来ない、特別なバッチ。


通称、幻の証。


そんな珍しいピンバッチを、この時期に一年生で付けている事は珍しいらしく、あたしへの周りの視線が痛過ぎる。


だけど、大好きな生徒会メンバーとお揃いだから、凄く嬉しい。




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