逢いたい…。【実話】
「夜に雪とサムの家に行

ってくるわ〜」


雛からの電話。


《あ〜財布ね!!》


「また報告するからね〜」




パパが帰ってきた―――


まだ機嫌が悪い。


またいつもの夜が過ぎて

いく。



でもあたしの身体は

いつもと違っていた……


昼間のTUNの声が

ずっと残っている。



【…もぅダメ…だょ…】




再び深い夢の底へ沈んで

いく――――





< 30 / 410 >

この作品をシェア

pagetop