逢いたい…。【実話】

夏の思い出

[ママ~きょうのおむか

えは、おそくがいい!]



《どして?いつもおそい

と泣くのに~》



[もうオレなかない!!

だって、ねんちょうさん

だもん~]



《そっかぁ~

チビ太は一番お兄ちゃん

だもんね!》



[うん♪せんせいがね~

ママはオレのこと

だいすきだから、たくさ

んおしごとしてるってい

ってた!だからオレおそ

くてもへーきだっっ♪]



《チビ太

じゃあママ今日も頑張っ

てくるね!》



[ママ

いってらっしゃーい~]




チビ太は

保育園の年長組になった。



パパとは

やっと離婚が成立した。





また―――



あの夏の日がやってくる。



初めて出逢ったあの夏。





TUN―――



元気ですか?



あたしは毎日元気に仕事

してます。



小さかったチビ太も

お兄ちゃんになりました。



夏がやってくると思い出

します。



TUNと過ごした…

あの時を。




今でもあたしの心には

あなたがいます。




きっとこの先も…ずっと





《TUN…逢いたい…。》




チリン~………







――end――







< 410 / 410 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:29

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

桜道【実話】
タバサ/著

総文字数/75,318

ノンフィクション・実話158ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop