美しい花−先生と甘い関係−【下】
先生はなぜかあたしの後ろからついてきて、一緒に部屋に入ってくる。


それなら、自分で荷物を持ってきてもよかったんじゃないの?





「しばらくお預けくらいそうだな」





そういって後ろからあたしを抱きしめる先生。


あたし先生に回されてる腕に自分の手を重ねる。





「ごめんね?」


「謝るなって」


「先生には我慢させてばかりだね」


「そんな事ねぇよ」


「傷つけないように頑張るからね」


「頑張らねぇでいい。ありのままでいてくれ」


「ありがとう…祥介さん」




あたしは振り返させられてキスをされた。





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