最強彼氏と最強彼女
「ほんとにここでいいのか?家まで連れて行くのに。」




あたし達は今家の近くのコンビニにいる。和真が『すみれを家まで連れて行ってやる』って言ってるけどそれは困る。親に見つかるのはマジ勘弁。




「大丈夫。家すぐそこだから。それにこれ以上和真に迷惑かけられないし。今日はすごく助かった。ほんとありがと和真。じゃあまた明日。要もバイバイ。」




「気をつけてな~。また明日~。」




あたしはすみれをおんぶして家まで歩いた。家に着いたらすみれの部屋に直行。ベットにすみれを寝かして一安心。




さっきより楽そうな表情になったな。良かった。あたしはすみれを起こさないよう静かに部屋を出た。










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