濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-


「…翔ちゃん//」


「紗耶。愛してる」


「私も…愛してる」




頬や額や耳に何度もキスをされながら囁かれたら、もう何も考えられなくなっちゃう。


翔ちゃんの大人なムードに逆らえない。


ううん…。


逆らえないじゃなくて、逆らうつもりもなくなってる。


私の身も心も翔ちゃんでいっぱいにして。


翔ちゃんの全てで、私の事を沢山愛してね。



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