もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】
「麻衣?
おまえっ!!!!!」


哲也の慌てた声が、近くで聞こえた。


「バカッ!!
何してんだよ!!
麻衣?
麻衣っ!?
しっかりしろ!!」


怒鳴る哲也の声もドンドン遠くなっていって……。


「○+‘@□▼っ!!!!!」


ここで、あたしの記憶の糸は、ぷっつり切れた。
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