拘束お姫様 *番外編開始
それは 恐ろしい再会

♯ 1






それはあまりにも、突然のことだった。


「シンデレラ様、お客様が お見えになっていますが」


困った顔をしながら、メイドが一人 彼女に寄ってくる。


「お客さま?」


「王子様の許可がない限り、お姫様と会う事はまだ許されないのですが・・・・、本人たちは 王子様から許可を得た と言っていまして」


妙な胸騒ぎが、彼女を襲う。


「もしかして・・・・」


いや、でもそんなはずはない。
彼女たちは あたしが此処に居るとは知らないはずなのだから。



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