ナンパ男との恋 1巻
第二十七章 恋の病・・・
「いち、に、さん・・・
よん・・・ごぉ・・・」

「春菜、帰らないの?
っていうか、何
物思いに考え込んでるわけ?」

「んー・・・
もう5日、輝樹から
連絡ないなぁ・・・って
ふと・・・ね。」

「また 春菜の病気が始まった~
もう、今更 そんな事
いつもの事でしょ?
それが嫌なら さっさと別れるの!」

「はい・・・ごもっともです・・・」

「そんな事で ウジウジしてないで
早く帰るよ!」

美香に喝を入れてもらい
元気になって・・・
そして また数日後
こんな状態に陥って
また喝を入れてもらい・・・

そんな繰り返しで
高校2年生も 残り3ヶ月となった。

輝樹とは・・・
あれ以上の進展もなく、
どうにか 最後まで・・・なんて
試行錯誤しながら試みるけれど

毎回、私がノックアウトしてしまい
あえなく撃沈・・・

というか・・・
最近、

今更だけど・・・
輝樹は 私と最後までする気がないという事に気づき始めた。

子供のワガママを
ごまかし ごまかしで
あやふやにしてしまおうという感じがする。

そりゃ・・・
エッチがすべてじゃないけどさ・・・

分かってはいるけれど
何だか、たまに
不安になってしまうのも事実。

確実に 欲張りになってきてる。

だけど・・・ガマンしてるのに。

エッチしてくれないんなら
せめて、電話とか・・・
会うとか
毎日とは言わなくても
2日に一度くらいしてくれてもいいじゃん・・

はぁ・・・・。
私ってば、やっぱ
欲求不満なんだろうか・・・
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