ナンパ男との恋 1巻
第二十八章 そして・・・
「さ、もう一回寝るか」

満足した様子で
私の体を引っ張り
勢い良く寝転がった。

腕まくらしてくれるのは
本当に うれしいんだけど・・・

痛くて、眠るどころじゃないのが現状の私・・・
時計を見ると まだ7時前だし・・・・

ほんと・・・
この男は・・・

どんだけマイペースなんだろう。

と、怒りすら出てきそうなものだけど・・・

眠いのに ズキズキして眠れないんだけど・・・とか、
学校はピアス大丈夫なんだろうか・・・とか、
そもそも 何で私の意志に関係なく勝手に穴開けるんだとか・・・
根本的に 器具まで準備万端って・・・とか、

いろんな疑問とか、
怒るべき・・?
なんて考えてしまうけど

隣で 気持ち良さそうに寝てる顔を見ると





・・・・幸せなのかも。


なんて・・・・



きっと、こんな私の心境を理解できる人は そうそういないだろうけど・・・








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