ナンパ男との恋 1巻
□おまけ□

一週間・・・連絡ないんですが。

電話すら通じず

家に行っても車がないし。


仕事 忙しいのかな・・・
体調崩したとか・・・
ケガしたとか・・・


なんて 心配をし始めた
8日目の深夜12時。


待ちに待っていた
着信音が 部屋中に響き渡り
慌てて通話ボタンを押した。

もしもし、と言う隙もなく、


「もう着くから」

そう言うだけ言うと
電話が切れ・・・


「え?ちょ・・・!?」


もう着くって
今から?

でも12時過ぎてんだけど・・・

なんて考えてる間に

近所迷惑な車が
遠くから聞こえる。


き、きた!


早く、早くしなきゃ。


脱ぎ散らかされた そこら辺の服を着ながら
化粧も同時進行でする自分が

やればできる子なんだと
自分自身の新たな発見・・・





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