ナンパ男との恋 1巻
家に帰り 部屋に行き
久しぶりの
輝樹の顔を思い出しながら
余韻に浸りつつ・・・

・・・ん?

「あーーーっ!」

夜遅くだというのに
思わず大声・・・

輝樹の服・・・

・・・着て帰っちゃった。

輝樹の匂いがする・・・

羽織ってる輝樹のパーカーに
顔をうずめてる私は
完全に ストーカーか
変態の部類に入るかもしれない・・・


・・・・それに

美香からもらった
お土産の ペアストラップも
机の上に置きっ放しで
渡すの忘れてたし・・・

浮かれすぎだ・・・


今度会う時・・・

このパーカー返さなくちゃ。

ペアストラップも
忘れずに渡そう・・・



あー・・・もう、

今会ったばかりだというのに

・・・早く会いたい。



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