僕の天使に贈る唄

僕に与えられたもの


「あ~くそッ!!」


作詞をしていた俺だが
思い浮かばない。



それよりも気になる美音。




ぐしゃぐしゃと
髪をかき乱す。




それと同時に、痛む胸。

・・・というより、心臓。



「・・・ッ!」


俺の体も、限界だろうか。




・・・それも、
いいかもしれない。



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