優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
逆らえないあたしはまた大雅に従ってしまう。





「もっとだ、おらっ」





まるで大雅に飼い慣らされていくペットみたい。



舌を絡めて息が出来ないほどのキスをしといて……『もっと鳴け』と言う。



激しく腰を打ち付けといて……『まだいくな』と言う。





ほんと、最低な男…。




最低な彼氏だよ。






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