ある国の専属メイド

新しい生活 2日目

2日目の朝・・・美咲が王子を起こす。

「王子、朝ですよ!」


声をかけるが、なかなか起きない。


「王子、もう朝ですよ!!」


肩を揺らして声をかけた。そうしたら・・・




“グイッ”



王子に手首をつかまれ、ベットに引き込まれてそのまま抱きつかれてしまった。


「ちょ、ちょっと!王子、何するんですか!?///は、離してください!!///」

「離さないよv美咲ちゃん」

「ちょ、美咲ちゃんって・・・寝たか・・・」


王子は寝てしまい、美咲もいつのまにか眠ってしまった。





「んー・・・」


美咲が目を覚ますと、目の前に王子の顔があった。


「おはよう、美咲ちゃんv寝顔、可愛かったよv」

「な、何言っているんですか!!///」


顔を真っ赤にしながら、王子から離れ部屋を後にする美咲。


「まったく・・・可愛いな~♪美咲ちゃんは・・・」


ベットから降り、読書をし始めたのであった。




そのころ、美咲は城の庭にいた。


「何だよ!あの王子!!昨日は愛想のない王子だったのに・・・!
 今朝はベットに引き込むし!!あーっ!もう!」



“ガサッ”



「あれ?誰か居るのか?まぁ、気のせいか。はぁ~仕事に戻ろう・・・」





城の中に入った美咲を見てニヤリと笑う人がいた。









< 4 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop