愛しいわがまま。


「人と待ち合わせしてる。ナンパ待ちじゃないの」


私は精一杯迷惑そうな声で突き放す。


「んーでもさぁ、さっきからずっとココにいるってことは待ち人なかなか来ないんでしょー?」

「………」


「待つより俺と遊んだ方が楽しーよ」

"絶対"


そう言い切った彼は
本当に無邪気に笑う。


「それでも遠慮しとく」



長めの金髪を上手に遊ばせていて

身長は、私より少し高いくらい。

決して高くはないその身長が
彼の無邪気さによく合っていると思う。



まさに、いまどきの男子って感じ。



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