私は先生のお嫁さん
プロローグ

『大きくなったら千里を僕のお嫁さんにしてあげる。』



『ほんと?

ちさと、みなみくんのおよめさんになりたい♪』


『じゃあ、やくそくだよ。

千里は僕のお嫁さん。』

『うん、やくそく!』



それは、まだ私が幼い頃に大好きだった…ううん。

大好きな、隣に住む10歳年上の幼なじみのお兄ちゃんと交わした大切な約束。



それから……


「千里、今日から君は俺のものだから。」

「私が南君の?」


それから、月日は経ち私の16歳の誕生日、約束通り幼なじみのお兄ちゃんは私の旦那様になり…


そして、私の通う高校のしかも担任の先生になりました…!


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