会長サマのお隣。
★まさかの大変身

【美穂サイド】



私、気づいてしまいました。



『結愛先輩…。』




いくら、可愛いお洋服で身にまとったって。


いくら、可愛らしく結愛先輩がお化粧をしてくれたって。




『…やっぱり、私には限界があるんですよ…。』




この“瓶底メガネ”がある限り、可愛くはなれないって。




「なに言ってるの~、大丈夫だよ。」




陽気な結愛先輩は何を根拠に大丈夫と言ってるのか、私の肩をボンボン叩いてきます。



正直、力加減を間違えてる気がしますが、少しの間の我慢です。



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