会長サマのお隣。


美穂は、俺が外に向かっていることを、きっと知らない。




俺は、何か面白いことを見つけた時のように。


軽い足取りで、美穂の後ろを進んでいった。




――その行動が、事件を巻き起こすとは知らずに。













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