CLEAЯness

・カガク テキ




「おお!」

「うわスゲー」


科学の授業中、

ヘンな形をした器具や怪しげな薬品をつかってみんなが実験している中


私だけは椅子に座り、ノートの隅に落書きをし始めた。



「谷沢ーやることが違うだろー」


先生の言葉も無視し、授業より落書きに夢中になる私。




「谷沢っ」

「きゃ…!」



先生は私の手からシャーペンを抜き取り、白衣のポケットに入れた。


「…」


私は「え?」という目で先生を見た




「ハイこれも没収♪」


「ええっ?!返してよっ…」


先生は私のペンケースを自分の物のように扱い、中身を捜索している


「なにしてんの…」


「汚ぇーふでばこだな、必要ねぇもの持ってきすぎだろ」

「!!
何見てんの!?変態!」








「教師に向かって変態だと?」


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