軽薄男に鉛弾を【新☆パラレル・ワールド企画作品】
女の本音
「ぜぇぜぇ…はぁはぁ…何だアイツらは?」

錯乱して息が上がってる純一郎

こういう状態の人に対し普通の優しい女性ならば飲み物の一つも持ってくるもんだが…

「アンタの方が深さんより歴史に深く関われる能力持ってんだ…宝の持ち腐れっぽいけど…」

怜が不要なサービスをする筈が無い。

「うるせぇっ!何だよ…ここの商品は」

散々ビビらされた純一郎は不満を口にする。

すると深は

「つまりは、それが本物である動かぬ証拠って訳だな…純一郎…お前すごいな」

何気に純一郎の霊感体質に軽いジェラシーを感じてる。

「どこがすごいんだよ…俺にしがみついていいのは可愛い女の子だけ!手足千切れて背中燃えてる、むさ苦しいおっさんが水ねだって来てもお断りっつうの!」

純一郎は所構わず愚痴を飛ばしまくる。
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